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ゲームが脳に与える3つの影響とは?犯罪を助長するのか?

 

ゲーム機の普及率は昔に比べてかなり増えています。

 

子供たちの遊びの中にもゲーム機は含まれており、現代の生活の事を踏まえると屋内で手軽に遊ぶことが出来るゲームは安全な遊びともいえます。

 

しかし、外遊び時間がなくなることでの体力低下問題や、ビデオゲームに費やす時間との問題で悩む親も多いです。

 

子供から大人まで夢中にさせるゲーム…。

 

ゲームによって与えられる影響にはどんなものがあるのでしょう?

 

ゲームが脳に与える3つの影響(メリット編)

想像力や判断力が鍛えられる

脳が活性化することで知的機能が発達する利点があります。

 

  • 語彙力
  • 判断力
  • 想像力
  • 想像性
  • 忍耐力
  • 注意力
  • 動体視力

 

ゲームをすることで脳に様々な刺激が起こり、発達を促すことができる点ではプラス面と言えます。

 

テレビゲームをしている子の方が、していない子と比べて想像力が高く、複雑な設定であるほど解決能力が高まっていきます。

 

社会性を育む

ゲームをしない方が社会性があると思うかもしれませんが、ゲームを通して交流が生まれることもあります。

 

ゲームをすることで社会的理解が深まり、譲り合いや感情の共有のしあいが出来るようになっていきます。

 

ゲームを通してコミュニケーションをはかることができ、ルールを設けることで規則を守る意識を高めていくことも出来ます。

 

社会の成り立ち、仕組みを高めるのにも有効であり、ゲームの内容から学ぶことも多いということですね。

 

読解力が増す

素早く視点を切り替えることが出来る力が付くと注意力も高まります。

 

文章や読み、物語を理解することで正しく情報や意味を把握する力が付き、生きていくに必要なスキルが備わっていきます。

 

読む力が増すことは会話や表情をくみ取る力が増し、コミュニケーションもスムーズに取れるようになります。

 

ゲームが脳に与える3つの影響(デメリット編)

暴力的な思考になる

多くの方がこの悩みを抱えていることかと思います。

 

力的なゲームが多いのも悩みの背景にあると思いますが、子供たちがプレイすることで犯罪を起こす要因になるのではないかと危惧するケースが多いです。

 

暴力的なゲームには年齢指定が設けられていますが、対象年齢になったからと言って暴力的なゲームを子供にやってほしくないという親も多く、自ずと悪影響だと感じてしまいます。

 

日常で目にすることのないシーンだからこそ好奇心が生まれるわけですが、殺人行為の助長になるのではと否定的な意見を持つ方は少なくありません。

 

子供は特にゲームに影響されやすいです。

 

ゲームだけのせいで暴力的になるわけではありませんが、ゲームによるストレスで心が荒むケースもあります。

 

学業不振・学力低下

ゲームに熱中するあまり勉強が疎かになり、成績が下がるケースがあります。

 

勉強時間がゲームにとられてしまうので、プレイする時間を決めておかないと学業不振へと繋がっていってしまうかもしれません。

 

運動不足・視力低下

長時間画面を凝視することで目に負担がかかり、視力低下をもたらすことがあります。
近くを見続ける作業をする際は、遠くを見渡したり適度に目を休めなければいけません。

 

また、ゲームをすることで外遊びの時間が減少し、スポーツをしなくなったり筋力が低下したりと運動不足の要因へと繋がっていきます。

 

小学生は特に、体を動かすことで神経系などを発達させます。

 

外で遊ぶ機会が減ることは、肥満を引き起こしたり、縄跳びやスキップといった基本的な身体能力を低下させてしまう恐れがあるということ。

 

小学生・中学生にゲームをさせるべきかどうか?

ゲームをさせる場合

子供の特性にも繋がっていくのでゲームをさせるのは良い事と考える方もいます。

 

ゲームから受ける悪い影響を減らすためには、良い影響のあるソフトを選び賢く利用していく必要があります。

 

その場合、ゲームを通してルールを守る力をつけさせることを重点に置き、家庭内で条件を出し合い約束事をつくることがポイントとなってきます。

 

ゲームをさせない場合

子供の体力低下や学力低下を危惧する場合は、ゲームをある一定の年齢になるまでさせないと決めるの悪い方法ではありません。

 

とはいえ、ゲームをしている子供たちの数は多いです。

 

無理なルールを決めるのはかえって悪影響になる場合もあります。
幼児期、小学生は外遊びの中で学ぶことが多い時期です。

 

小学生高学年、中学生にあがるまではゲームを禁止させたりと縛りを設けておくといいかもしれません。

 

ゲーム依存症になる前にゲームを売ってしまう

 

ゲームにのめりこみすぎて、現実とゲームの区別がつかない。
四六時中ゲームの事ばかり考えてしまう。

 

ゲーム依存症は子どもたちでも起こりうることです。
長時間のゲーム身体の成長にも悪影響であり、体調不良の原因にもなっていきます。

 

精神的な問題や健康的なことを踏まえて、ゲームから隔離させることを考える場合は、依存症になる前に売りに出すのも一手。

 

娯楽であるゲームに溺れることで、生活が乱れてしまっては意味がありません。

 

自分の健康状態や、子供たちの生活状況を不安に思う場合は思い切って手放してしまうのが賢明と言えます。

 

 まとめ

ゲーム時間が長い場合は依存症の表れかもしれません。

 

子供にゲームをさせるべきか?の答えは人それぞれと言えます。
家庭環境、特性によって変わるものですので、今一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか?

 

さまざまなジャンルが普及している現代のゲームだからこそ、賢い判断でゲームがもたらす影響について向き合っていきたいですね。

 

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