翡翠の買取は業者選びが重要!おすすめ買取業者から高価買取のコツまで紹介
東洋を中心に高い人気を誇り、かつては金よりも大切に扱われてきた「翡翠(ひすい)」。
日本でも縄文や弥生時代から宝飾品として親しまれており、王族や貴族のアクセサリーとして使用されていました。
ここではそんな翡翠の買取相場や査定ポイント、おすすめの買取業者などをご紹介します。
翡翠の買取を検討している方は参考にして下さいね。
目次
翡翠について
翡翠(ひすい)とはエメラルドグリーンのようなカラーをした宝石のことで、海外では「ジェイド」と呼ばれています。古くから中国や日本など世界各国で愛されており、宝飾品・置物などとして親しまれてきました。
翡翠は日本でも多く発掘されていて、特に新潟県・富山県・兵庫県・鳥取県など日本海側の地域でよく採れるそうです。
ただ、現在宝石市場に出回っている翡翠のほとんどがミャンマー産となっており、ほぼ独占状態になっているといっても過言ではないほど。このミャンマーで発掘される翡翠は品質が高く、翡翠輝石の含有率・透明度・発色、これらすべてにおいて最高水準を満たしています。
そのため、ミャンマー産の翡翠は宝石コレクターの中からの需要も高く、高値で取引されているそうです。
翡翠の種類
実は翡翠には「ネフライト(軟玉)」と「ジェイダイト(硬玉)」の2種類が存在しています。ただ、宝石として認められているのはジェイダイトのみとなっており、アクセサリーに使用されているのもジェイダイトです。また、高額で取引されている翡翠のほとんどがジェイダイトとなります。
ネフライトに関しては宝石ではなく「半貴石」に分類され、中国のお土産屋で安く売られています。しかし、白くて透明感のある最上質のネフライトは「羊脂玉」と呼ばれ、中国国内ではジェイダイトよりも価値の高いものとして認識されています。
翡翠にはグリーン以外のカラーも存在している?!
翡翠といえば透き通るような美しいグリーンを想像する方が多いでしょう。
しかし、翡翠にはグリーン以外のカラーも存在しており、レッドやオレンジ、グレー、ホワイト、ラベンダーなど全部で15種類ほどのバリエーションがあるとされています。
中でもグリーンに次いで人気なのが、ラベンダーです。ラベンダーといっても産出される国によって色の濃淡が異なっており、日本のラベンダー翡翠はやや青みがかっていて、ミャンマー産のものは紫感が強いと言われています。特に日本の糸魚川で採れるラベンダー翡翠は、世界的に人気があるようです。
翡翠の中でも高額買取が期待できる「琅かん」
翡翠の中でも最高級と言われている「琅かん」は1ctでも数十万~数百万の価値があり、トップクラスの買取価格を誇ります。
この琅かんとは半透明のエメラルドグリーンをした翡翠のことで、吸い込まれそうなほどに美しい色味をしています。また、琅かんには色ムラがなく、トロンとした艶やかさがあります。
ただ、琅かんは非常に希少価値が高いものですので、ほとんど流通していません。オークションサイトに出されたとしても、数百万円~数千万円の単位で取引されます。
翡翠の査定ポイント
翡翠を査定する際は色合いや光沢(テリ)、翡翠の状態、透明度、内包物など、かなり細かな観点からチェックされます。
また、現在は人工的に作られたものも多く流通していますので、翡翠の鑑定には技術や確かな鑑識眼が必要だと言われています。
そのため、翡翠を買取に出す際は翡翠の買取実績が豊富な買取業者を選びましょう。業者選びに失敗すると価値のある翡翠が激安で買い取られる可能性もありますので、ご注意ください。
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翡翠の買取価格
価値が高く、比較的高価買取が狙いやすい翡翠ですが、果たしてどのくらいの価格で買取してもらえるのでしょうか?
ここでは翡翠の買取を行っている買取業者6社(リファウンデーション・なんぼや・買取本舗七福神・エコスタイル・買取エージェント・マルカ)の買取実績から抜粋した、翡翠アクセサリーとルースの買取価格をご紹介します。
なお、アイテムの状態や色、透明度によって価格は変動しますので、あくまで参考程度としてみていただければと思います。(価格は2018/11現在のもの)
ネックレス
翡翠を使ったアクセサリーの中では定番のネックレス。
翡翠そのものの価値も査定時には重要なポイントとなりますが、なによりデザイン性が査定額を大きく左右します。そのため、シンプルであまり個性のないネックレスは査定額が低くなる傾向にあるのです。反対に、アンティークものや珍しい個性的なデザインであればあるほど高価買取になる可能性は上がります。
このように翡翠ネックレスの買取価格はピンキリなため、複数店舗で見積りを取って比較することをおすすめします。
<買取価格の目安>
ラベンダー翡翠のダイヤネックレス:16,400円(リファウンデーション)
翡翠 ダイヤネックレス:200,000円(なんぼや)
ラベンダー翡翠ネックレス:116,000~149,000円(買取本舗七福神)
PT900翡翠ネックレス:60,000円(エコスタイル)
デザイン性の高いものや翡翠の状態が良いものは高くなりますが、全体的な買取価格は100,000円前後が相場のようです。
指輪
翡翠と一緒にダイヤモンドが付いていることも多く、高価買取が見込める指輪。
査定には翡翠の大きさや透明度が重要になるのですが、買取業者によってはデザイン性も査定額に入ることがあります。そのため、ネックレス同様珍しいデザインであれば高い価格で買い取ってもらえることも!
<買取価格の目安>
10ct翡翠ダイヤモンドリング:240,000円(リファウンデーション)
ラベンダー翡翠 ダイヤリング:370,000円(なんぼや)
3ct翡翠リング:300,000~350,000円(買取本舗七福神)
18金翡翠リング:100,000円(買取エージェント)
PT900翡翠リング:400,000円(エコスタイル)
プラチナ台翡翠リング:45,000円~60,000円(マルカ)
買取に出すアイテムによって価格は大きく変動しますが、翡翠の指輪の買取相場は100,000~350,000円前後のようです。
ルース
ルースとは枠にはめられていない宝石のことを指し、裸石とも呼ばれています。つまりアクセサリーになっていない宝石をルースといいます。
こちらはアクセサリーとは違って翡翠そのものの状態で買取価格が決まりますので、正しい価値で鑑定してくれる買取業者に依頼するのがおすすめです。
<買取価格の目安>
9ct翡翠のルース:150,000円(リファウンデーション)
翡翠のルース:160,000円(なんぼや)
翡翠のルース:5,000~10,000円(マルカ)
翡翠の状態によって価格は変動しますが、ルースの買取相場は5,000~100,000円前後のようです。
翡翠を少しでも高く売りたい!そんなときに試したい6つのコツ
①複数店舗で見積りを取る
翡翠を少しでも高く売るためには、複数の店舗で見積りを取りましょう。やはり買取店舗が違えば査定額にも差が出てきますので、損をしないためにもいくつかの店舗で見積りを取って比較することが重要です。
ただ、時間がなくて複数の店舗へ行くのが難しい…という方もいるはず。そんな方にはウェブ上で査定ができる「メール査定」や「LINE査定」がおすすめ!
これなら自宅にいながらアイテムの査定額を知ることができますので、どうしても店舗へ行くことができない方はお試しください。
②できるだけ早めに売る
翡翠を売りたいと思ったら、できるだけ早めに買取に出しましょう。
翡翠だけに関わらず、買取に出すアイテムは新しく綺麗な方が高い査定額を出してもらます。また、放置したままですとサビや汚れがついてしまい、アイテム自体の価値を落としてしまうことも。
そうならないよう、売りたいと思ったら早めに売りましょう。
③手入れをする
買取に出す前に、柔らかな布で汚れやホコリを拭いて手入れしておきましょう。ただ、念入りにする必要はなく、ササっと拭く程度で十分です。
④買取相場を調べる
1円でも高い価格で翡翠を売るためにも、買取に出すアイテムがいくらで取引されているのか、買取相場を事前にチェックしておいてください。
買取相場を把握しておかなければ、相場よりも低い価格で引き渡してしまい、損をする恐れがあります。
⑤翡翠の買取を専門としている業者に依頼する
翡翠を買取に出す際はリサイクルショップではなく、翡翠や宝石などの買取を専門としている買取業者を選びましょう。
リサイクルショップでは翡翠だけでなく、家具やおもちゃ、バッグなど幅広いジャンルを取り扱っているため、専門性に欠けるのです。そのため、翡翠を正しい価値で買い取ってくれないこともあり、激安で買い取られる恐れも。
そのような事態を回避するためにも、専門の鑑定士が在籍している買取業者を選びましょう。
⑥付属品も一緒に買い取ってもらう
購入時についてきた箱や鑑定書などがあれば、翡翠と一緒に持参しましょう。これらの付属品があるだけで査定額が大きく変化することもありますので、忘れないようにしてくださいね。
翡翠のおすすめ買取業者
買取エージェント
翡翠や宝石だけでなく、時計やブランドバッグなど様々なアイテムを取り扱う「買取エージェント」。
創業からわずか2年で業界トップクラスの実績を叩き出し、なんと年間取扱実績は100億円を達成しています。
買取エージェントでは国内のみならず海外の流通市場にも目を向け、世界基準での買取を行っています。そのため、他社よりも高い価格での買取が可能です。
また、平均業界年数9年以上の経験豊富な鑑定士が揃っていますので、翡翠を正しい価値で買い取ってくれます。
実店舗は東京と大阪に9店舗しかありませんが、全国送料無料の「宅配買取」や出張費無料の「出張買取」などのサービスがありますので、全国どこにいても対応してくれます。
まずは24時間365日受付中の「メール査定」、もしくは写真を撮ってLINEで送るだけの「LINE査定」で見積りしてみてはいかがでしょうか?
なんぼや
翡翠買取強化中の「なんぼや」。
この買取業者はデザインが古いものや保証書・鑑定書がないものでも買い取ってくれますので、他店で断られてしまった方はなんぼやに依頼してみてはいかがでしょうか。
また、各分野に特化したスペシャリスト(鑑定士)が在籍しているため、翡翠の正しい価値を見極めてくれます。
なんぼやは全国に54店舗あり、全店舗駅から徒歩圏内でアクセス抜群!仕事帰りにもフラッと立ち寄れます。
さらに、なんぼやには「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3つ買取方法があり、自分の都合に合わせて選ぶことが可能。キャンセル料は無料ですので、気軽に買取ができます。
リファウンデーション
査定料や見積り料、査定後のキャンセル料などの手数料が完全無料の「リファウンデーション」。
翡翠や装飾品、ブランド品など様々なアイテムを取り扱っており、その人気の高さから「とくダネ!」や「女性セブン」など多数のメディアで紹介されています。
また、リファウンデーションには知識豊富な鑑定士が在籍しているため、翡翠の価値を見極めて高額買取を実現。
見積りは無料で出せますので、まずはアイテムの買取価格を調べてみてはいかがでしょうか?
まとめ
翡翠は鑑定が難しく、正しい鑑識眼がなければ価値を見極めることができません。そのため、依頼する買取業者を間違えてしまうと、相場よりも低い価格で買い取られてしまいます。
翡翠を1円でも高く売るためにも、買取を依頼する業者は慎重に選びましょう。
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