IWC「アクアタイマー」は高価買取必須？高く売れるワケとは
2019年に創業150周年を迎えたIWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）。時代を超えて皆を惹きつける高級時計ブランドであり続ける魅力は一体どこにあるのでしょうか？
サスティナビリティ（持続可能性）をモットーに時計製造を行なっている IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー ) の高級腕時計は、その信頼できるブランド品質が確固たる保証となり、中古市場や買取市場においても常に安定した人気を誇ります。
今回はそんなIWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）の歴史をかいつまみながら、人気モデルの一つである「アクアタイマー」に焦点を当て、性能、人気モデルをお伝えします。さらに、大切にしてきた時計を安心して買取にだす方法も合わせてお伝えします。
目次
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）創始者は野心豊かなアメリカ出身の若者だった！
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）の創始者であるフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ（1841-1916) は、南北戦争後、夢を抱いてヨーロッパへ渡ってきたアメリカ出身の時計師でした。時計製造の歴史において大変重要な役割を担った彼についてはあまり知られていません。ただ、彼は野心豊かなビジネスマンであったことは少ない情報の中からも読み取ることができます。
フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは南北戦争後、アメリカの時計製造会社 E.ハワード＆カンパニーに入社しました。そこで彼は兵器製造に欠かせない「高精度で交換可能な部品」の製造方法を応用した、時計製造の技術を習得します。
アメリカ最新の製造技術と、ヨーロッパのスイスが誇る職人技術を結集した自分の会社を設立する事業計画を胸に、1867年になると彼はヨーロッパへ渡ります。彼はアメリカの技術をヨーロッパに輸入し、ヨーロッパのスイスが誇る職人技術を合わせて製造した時計を大量生産し、また再びアメリカ市場に向けて販売する、という斬新な見方を持ったビジネスマンだったのです。
彼はそのために一年近く場所を探し求め、近代的な工場用地、ライン川の水流を製造設備の駆動力として利用するのに不可欠な水力発電所、そして何よりも数世紀にわたる時計作りの伝統が備わっていたスイスのシャフハウゼンに、1868年インターナショナル・ウオッチ・カンパニーを創立したのです。この年彼は若干２７歳でした。
アメリカ南北戦争後、大志を抱きながら会社を設立したジョーンズ氏のビジネスマン精神は今も生き続け、それが現代を生きるビジネスマンたちを今なお惹きつけるのかも知れません。
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）のサスティナブル（持続可能）な高級ブランド腕時計が高価買取される理由とは？
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）は、最高峰の時計製造技術を150年以上の歴史の中で常に大切にしてきました。精密度・耐久度を誇るIWCの時計は、熟練の時計職人たちが一つ一つ手作業で機械時計を製造する職人技術を駆使し、数百にも及ぶ精巧なパーツを組み立てることで初めて完成します。
他の時計メーカーとの違いとして、IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）は完成した時計の品質を何世代にも渡って持続可能とするメンテナンス技術を持ち合わせているのです。生産が終了したモデルの修理は一定期間を超えると受け付けられないのが一般的ですが、IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）の修理とメンテナンスの対応力は類を見ない徹底さを誇ります。修理部門では、1885年以降販売された製品の全データを保管しているため、修理・メンテナンスの際はいつの時代の時計にも対応してもらうことができるのです。このような徹底したアフターメンテナンスを行うブランドは、IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）の他にパテックフィリップやオーデマピゲなど、ごく一部の高級時計メーカーに限られます。
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）「アクアタイマー」は高精度のダイバーズウォッチ
きらびやかな装飾を取り除き、シンプルに気品溢れるデザイン性をもつIWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）には７つのコレクションが取り揃えられています。
「パイロット・ウォッチ」
「ポルトギーゼ」
「インヂュニア」
「ダ・ヴィンチ」
「ポートフィノ」
「アクアタイマー」
「ジュビリーコレクション」
1967年に発売された「アクアタイマー」は、コレクションの中でも人気の一つ。1960年代に流行したスキューバーダイビングの流れを受け、ダイバーが水中で使うことを前提に設計されたダイバーズウォッチです。
1967年の発売から約半世紀以上の歴史の中で、常に機能を進化させてきたアクアタイマーは、防水性・耐久性共に優れており、日常でも安心して使うことができます。他社のブランドにはない便利な機能を多数搭載しています。
アクアタイマーの機能
①セーフダイブシステム
ダイバーの命を守るため、危険を伴う潜水時間の計画に誤差が出ないようにサポートするセーフシステムです。ダイバーは通常ダイビング前に時計のベゼルを回して酸素ボンベの残り時間を把握できるようにしますが、IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）のアクアタイマーでは一定方向にしか回らないように設定されているため時間を間違えることがありません。
②夜行性塗料 スーパールミノヴア ６層塗り
海底でも時計表示が鮮明に見えるように、グリーンとブルーの夜光塗料であるスーパールミノヴアを文字盤に使用しています
③水洗いできるクラッチ機構
時計の９時位置には９つの小さな穴があいています。ダイビングの後はこのクラッチ機構を使ってインナーケースを水洗いし乾燥させることで時計をメンテナンスできます。ムーブメントなどには水は流れ込まないように設計されています。
デザイン面におけるアクアタイマーの特徴
①厚み約14mm
ダイバーズウォッチといえばガッチリとしたデザインを思い浮かべますがのアクアタイマーの厚みは約14mm。ビジネスシーンやデイリーにも使いやすい、すっきりとした印象を与えるデザインが多数揃っています。
②ブレスレットクイック交換システム
新しいアクアタイマーのコレクションでは、IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）が特許を取得したブレスレットクイック交換システムを搭載しています。TPOに合わせてステンレススティールブレスレットかラバーブレスレットに簡単に付け替えることができる、実用的で嬉しいシステムです。
③新素材
2019年チタンのように軽重量かつセラミックのような強度をもつ新素材であるセラタニウムを取り入れました。金属アレルギーの方でも安心して肌につけることができるチタンを使用したモデルも取り揃えられています。
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）「アクアタイマー」人気モデル
海底での使用にも耐える高性能を誇るアクアタイマーコレクションでは、他モデルよりカジュアルなデザインが多くデイリーからビジネスシーンまで活躍する人気モデルがたくさん揃っています。その中でも流通量が安定しており中古市場でも人気のあるモデルをご紹介いたします。
アクアタイマー クロノグラフ IW376804
初代アクアタイマーを現代版に進化させたモデル。2014年発売充実した機能とシンプルなデザインには安定した人気があります。
アクアタイマー オートマティック2000 IW356806
中古市場で根強い人気を誇るモデル。セーフダイブシステム搭載回転ベゼルではない、旧型タイプを搭載しています。
アクアタイマー オートマティック IW329002
直径４２mmというダイバーズウオッチの中では小さいサイズ。大ぶりではないそのデザインは日常的にも使いやすいため人気のモデルです。
IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）「アクアタイマー」高価買取のポイント！
購入した時の状態にできるだけ近づけて査定に出すことが、まず一つ目のポイントです。IWC (インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）は「持続可能性の品質管理」の保証を掲げているため、アクアタイマーを高価買取してもらえる可能性は高いと言えるでしょう。査定してもらう際には、もしお持ちであれば付属品や保証書などを添え、できるだけコンディションの良い状態で見てもらうことが理想的です。もしオーバーホール証明書などをお持ちの際は忘れずに添えておきましょう。
売り時を考えすぎて、クローゼットの奥にしまいこむ時間が長ければ長いほど、買取価格が下がってしまうかもしれません。時計は生き物です。やはり元気に動いている時に買取をしてもらうのが一番です。
ただし、査定に出す業者選びには気を配りましょう。大切にしてきた時計の価値をしっかり理解してくれる知識を持ったブランド品買取専門店を選ぶことは重要です。
買取エージェントならブランドの価値をしっかりわかってくれる
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