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カルティエ3連リング「トリニティ」の買取価格どれくらい?

カルティエ

女性の憧れともいえるハイジュエラー「Cartier(カルティエ)」。
結婚指輪で有名なブランドですが、モダンでハイセンスなデザインであることから、ファッションジュエリーとしても高く評価されています。

そんなCartier(カルティエ)ジュエリーの中でも、買取市場に流通量が多いのはやはり「リング」と言えます。長く身に着けられるシンプルなデザインですので、女性へのプレゼントとしても選ばれることが多いのが特徴です。

中でも1924年に発売され、現在で100年もの歴史を誇るコレクション「トリニティ」は、3つの華奢なリングが連なったデザインで、現在もなおブランドの人気ジュエリ-として愛されています。

では、もしCartier(カルティエ)のトリニティを売却する場合、どれくらいの買取価格になるのでしょうか?

「昔購入したが使わなくなった」
「プレゼントで貰ったけど使っていない」

そんな方は、ぜひ買取価格をチェックして、お得に売却してみてはいかがでしょうか?

ここでは、Cartier(カルティエ)トリニティの買取価格について解説していきます。

Cartier(カルティエ)指輪の買取相場とは

カルティエの画像

エンゲージメントリングやマリッジリングで人気を集めるCartier(カルティエ)。
ハリーウィンストンとやティファニーと並ぶ世界のトップジュエラーであるため、指輪のシリーズが人気を博しています。

そんなCartier(カルティエ)の指輪の買取相場はどれくらいなのでしょうか?
買取市場における特徴を挙げていきます。

カルティエの指輪は世界的にも価値が高い

Cartier(カルティエ)は、世界のトップジュエラーであるため、資産価値が非常に高いブランドと言えます。様々なデザインや素材を用いたジュエリーを展開していますが、なかでもシンプルで長く愛される人気シリーズの指輪は、価値が非常に高くなっています。

使用されている素材が金かプラチナかによっても異なりますが、買取率は20%~30%と言えるでしょう。

特に人気のシリーズには、以下が挙げられます。

・ラブリング
・ミニラブ ウエディングリング
・トリニティリング
・2Cモチーフ

ダイヤモンド付きは高額で売れる

Cartier(カルティエ)の指輪の中でも、ダイヤモンドがセットされているものは高額買取になる可能性が高くなります。

ダイヤモンドは世界でも高値で取引されている宝石で、それぞれランクによって価値が異なります。品質・カラット・カラー・透明度・加工技術などを総合的に見て判断されるのですが、Cartier(カルティエ)が使用しているダイヤモンドは一級品のみです。

そのため、ダイヤモンドが付いている人気の指輪の場合、買取率が40%以上になるケースも少なくありません。

中古品の買取は安価になるケースもある

Cartier(カルティエ)だけに言えることではありませんが、ジュエリーやブランド品の買取では、新品かそうでないかによって査定額が異なります。

有名ブランドのCartier(カルティエ)であっても、新品・未使用品であれば買取率が20%以上になるのに対し、中古品になると買取率は10%~20%と大幅に下がってしまいます。

さらに、婚約指輪として人気のシリーズは、再販しにくいという傾向があります。

なぜなら、一生に一度の婚約指輪や結婚指輪を、中古で買おうという人は少ないからです。
そのため、Cartier(カルティエ)であっても安価での買取になるケースもあるということを理解しておきましょう。

ただし、査定にはリングの状態にも大きく影響するため、中古品であっても状態が良い物は高値が付く場合もあります。

トリニティについて

カルティエの画像

Cartier(カルティエ)のリングコレクションとして展開されている「トリニティ」。
日本では1990年前後というバブル期に流行し、一世を風靡したことでも有名です。

マリッジリングとしても、デイリーユースのリングとして定番のコレクションとなっており、ひと目でCartier(カルティエ)だと分かるモダンなデザインが人気を博しています。

このトリニティが生まれたのは、1924年もの前のことになります。
デザインを依頼したのは、フランスを代表する詩人でもあり、評論家や画家、脚本家、映画監督などを務めた天才「ジャン・コクトー」という人物です。

ピンクゴールド・ホワイトゴールド・イエローゴールドという3色のゴールドが絡み合ったデザインで、未来を見据えた斬新な発想から生まれました。これまでにない圧倒的なデザインセンスは、たちまち多くの女性の心を魅了しました。

ちなみに、ピンクには「愛」、ホワイトには「友情」イエローには「忠誠」という意味が込められているそうです。

リングの細さやデザインアレンジは様々で、ダイヤモンドがセットされたものから、星型が刻印されたキュートなものまで、幅広いラインアップが存在しています。

現在のトリニティ人気は?

トリニティは、マリッジリングの定番として高い人気を獲得しています。
一時期は、バブル時代のトレンドであったことから「時代遅れ」として懸念する人もいたようですが、現在はその洗練されたデザインが再び注目されはじめています。

さらには、リングとして身に着けるだけでなく、ブレスレットやイヤリングなどにもこのトリニティのデザインが応用されたことで、トリニティという確固たるイメージを築いてきました。

1924年という100年程前に登場したコレクションなのに、今も変わらずモダンに感じられることが、トリニティの魅力ではないでしょうか?

長く愛されるデザインを生み出した、Cartier(カルティエ)というブランドの凄さを改めて感じられる逸品と言えるでしょう。

トリニティの買取相場について

Cartier(カルティエ)の3連リング「トリニティ」の買取価格は、素材にゴールドが使用されているため、金相場に影響されやすい傾向にあります。

買取価格の相場は、「地金相場+10%」が目安とされており、そこから指輪の状態や付属品などで査定がプラス・マイナスされていきます。

さらに、数多くのラインナップを展開するトリニティの中で、最も買取額が高くなりやすいのは「ダイヤモンドリング」です。デザインによっては、3連のリングに全てダイヤモンドがセットされているゴージャスなものもあり、買取率は40%~50%が見込めるでしょう。

また、Cartier(カルティエ)をはじめとする海外のブランド品には、並行輸入品も多く出回っています。並行輸入品は正規店で購入するよりも定価が低く設定されていることから、必然的に買取額も控えめなのが特徴。

以下には、トリニティの人気デザインの買取相場をまとめています。
金額は状態や付属品の有無によっても異なるため、あくまで参考程度にとどめておいてください。

①トリニティ3連リング 3カラーK18

カルティエの画像

こちらは、トリニティの中でもオーソドックスモデルの3連リング。
買取市場においても流通量が多く、中古販売店でもよく取り扱いされているリングです。

デイリーユースに選ぶ女性も多く、シンプルで服装を選ばず身に着けられるのが魅力と言えるでしょう。

買取相場は、新品同様であれば6万円前後、中古品であれば2万円前後が相場となります。

②トリニティ3連リング 3カラーフルダイヤ

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3連のリングにダイヤモンドが豪華にあしらわれたリングです。
ダイヤモンドをふんだんに使用しているため、定価が100万円以上もする高級モデルのひとつです。定価が高いため婚約指輪などに選ばれることが多く、買取価格も期待できるでしょう。

買取相場は、新品同様であれは50万円前後、中古品であれば30万円前後となっています。

③トリニティ セラミックブラック ダイヤリング

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こちらは3連のリングのひとつにセラミックが使用されたシックなデザインのリング。ブラックセラミックのコントラストによってダイヤモンドがより一層引つモダンな雰囲気が魅力です。

ドレスシーンはもちろん、フォーマルや和服にも身に着けられるデザインは、女性のみならず男性の愛用者も多いのが特徴です。

買取相場は、新品同様で27万円前後となり、中古品は15万円前後となります。

カルティエ トリニティを高く売るコツ

女性

トリニティは、新品同様もしくは傷が少ない美品は高額買取が期待できますが、使用感のあるものやキズが多い物は中古価格が下がってしまいます。

一般的に需要のあるサイズで、デイリーユースしやすいシンプルなデザインが特に高価になりやすい傾向にあり、中でもリング幅は狭いものより広いものの方が高額査定になりやすいといえます。

少しでもトリニティの買取額をアップしたい場合は、日ごろからのメンテナンスはもちろん、以下のポイントを抑えておきましょう。

汚れを掃除しておく

査定に大きく影響するポイントは、商品の状態です。
使用したリングには意外にも汗や皮脂汚れが付着しています。クロスや乾いたタオルなどで優しくふき取るだけでも見た目の印象が変わるので、査定前には必ず掃除をしておくようにしましょう。

付属品を揃える

Cartier(カルティエ)のような高級ブランドは、購入したときに保証書や化粧箱が付属されています。リングが本物かどうか判断するためにも、保証書の有無は非常に重要な査定基準となります。忘れずに持参するようにしましょう。

なお、リングにダイヤモンドや宝石などがセットされている場合、その宝石に関する鑑定書も付属されています。宝石の鑑定には鑑定書があるのと無いのでは大きな差が生まれますので、大切に保管しておくようにしましょう。

お店選びが肝心

Cartier(カルティエ)のような世界的にも知名度の高いブランドであれば、買取店のほとんどが取り扱いをしているでしょう。しかし、高額買取の成功を握るカギは「お店選び」にあります。

買取店を選ぶときには、Cartier(カルティエ)の買取実績が豊富なことや、過去の取引データが公開されているお店を選ぶのがおすすめです。

実績が豊富なお店であれば、市場価値や海外の相場などを総合的に評価して査定します。ブランドやジュエリーの買取知識もあるので、適正な査定額を提示してくれる可能性が高くなります。

まとめ

指輪

Cartier(カルティエ)の3連リング「トリニティ」の買取について解説しました。
世界的にも知名度が高く、ジュエリーブランドとしてのネームバリューも非常に高いCartier(カルティエ)は、どの商品も比較的高額買取になりやすい傾向にあります。

しかしリングにおいては、状態の良いものは高く売れ、中古品は値下がりしやすいためという特性があるため、「どこに買取に出すか」が重要なポイントとなります。

Cartier(カルティエ)買取で損をしないためには、ブランドジュエリー買取を強みとするお店を選びましょう。

買取エージェントでは、Cartier(カルティエ)をはじめするブランドジュエリーの買取を強化しています。
ダイヤが外れたり、チェーンが取れてしまったものでも査定が可能です。

他店で断られてしまったというお品物は、一度買取エージェントに査定に出してみるのがおすすめ。自宅に眠っているジュエリーをお持ちの方は、ぜひ活用してみてください。

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